-The Stripes- 猫穴堂日記

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Soul Society 002

R&Bと呼ばれるタイプの音楽が好きで、いっとき、その周辺の音楽は何でも聴いた。
Blues, Gospel, Rhythm&Blues, Jump, Doo-Wop, Soul, Funk, Disco, Hip-Hop, Acid Jazz...

ところで、R&Bの歌詞って、昔も今もストレートに軟弱なものがやけに多い。
「お前が行ってしまって、オレは寂しい」とか「オレが間違っていた。帰ってきてくれ」とか。
まあ、たとえばこんなものがある。

The Tracks Of My Tears
(By Smokey Robinson & The Miracles)

Since you left me if you see me with another girl
Seeming like I'm having fun
Although she may be cute
She's just a substitute
Because you're the permanent one...

 So take a good look at my face
 You'll see my smile looks out of place
 If you look closer, it's easy to trace
 The tracks of my tears...

別れてからというもの
僕が他の娘と一緒にいるのを見て、
楽しくやっていると思うかもしれない
だけど、どんなにその娘が可愛くても
かけがえのない君の代わりでしかないのさ

 僕の顔をよく見てごらん
 笑顔の向こう側を
 すごく近くで見てみれば
 簡単にたどれるはずさ
 僕が流した 涙の跡を

* * * * * * * * * * * * * * *

Each Day Gets Better
(by John Legend)

I just had to write a song about her
Tell her I don't want to live without her
Tell her I would build my world around her
Deeper and deeper, sweeter and sweeter
I'll never leave her alone

 Where do we go, who knows?
 But each day gets better
 I just can't let her go, oh no
 Each kiss gets sweeter
 I just can't leave her, no

彼女のことを歌に書いて伝えたいな
君がいなければ生きていけないって
世界は君を中心に回っているって
この想いはますます深く甘くなっていく
彼女をほうっておくことなんて、できない

 僕たちがこれからどうなるかなんて、
 誰にもわからない
 だけど確かに二人の日々は良くなっている
 彼女を手離すことなんて、できない
 口づけは重ねるごとに甘くなっているんだ
 彼女と別れることなんて、できない


字面をみるだけだと、
大の男が、そんなに骨抜きにされてどうするのって話だよ。
若い頃は、70年代以降のロックの歌詞の方が複雑で、
何かカッコいいような気がしていた。

だけどね、表面上は「惚れた腫れた」のシンプルな歌でも、
人の心を鷲づかみにして、違う場所へ連れて行ってしまうものだと、
最近はよく思うようになった。
もちろん、歌がそこまで持っていくには、
ハーモニー、声、リズム、メロディー、いろいろな力が働いている訳だけど。

鳥が求愛のダンスを始めた古から、
「ラブソング」がこの世界に無くならないわけだよね、って話。
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コメント


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確かに、黒っぽい系の歌の歌詞は、こてこてのラブソングが多いね~。今でもその傾向は強いもんな。日本語じゃこっ恥ずかしくて唄えねぇってのが多い。もともとエンターテインメントの要素が強いジャンルだからかな? 不特定多数の人を躍らせたり、美味しい酒を飲ませたりっていう・・・。
白人と違って社会的な立場も弱かったろうから、あんまりメッセージソングとかプロテストソングとか出せなかったってのもあるかもしれないしね。

俺もやっぱり哲学的だったり、攻撃的だったりするロックの歌詞の方が偉いなぁなんて思ってたよ。だけど結局メディアに乗った時点で、それぞれ売る側の意図に基づいて色々なパッケージをされるだけの話で、あんまり変らないって思えてきたな、ある時点から。技術力、表現力があるレベルを超えているものは、やっぱりどんな音楽でも聴くに値するよ。

最近読んだ本の中で、ブロードウェイミュージカルの話が出てきてた。あそこで演っているものは、どれも所謂大衆演劇で、あんまり難解なメッセージとか、哲学的思索とか入ってる訳ではない。それ故に日本の演劇界で、底が浅いって軽んじる人がいるんだけど、”作り込み”っていう観点から見ると、もう日本の演劇界の比じゃないと・・・。あれほど”作り込んで”いる世界はまず他にない。そして”作り込み”に対する評価のポイントを一つ上げるためには、金から役者からスタッフから、それまでの10倍の努力が必要なんだと。それゆえ、難解でおそらく底にメッセージが横たわっているであろうと思われるようなつまらない芝居より、完璧に”作り込まれた”エンターテインメントの方が素晴らしいんだというような文章でした。

まあ荒削りの音楽の魅力というのも確かにたくさんあるけど、緻密に完成された音楽はやはりいいもんだと思うよ。

さて、3月のライブに向けてどこまで完成度を上げていけるか?笑顔の中にも涙あり、楽しい中にもシビアも織り交ぜ、がんばっていきまっしょい!

ぶんた | URL | 2010-01-25(Mon)18:29 [編集]


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